栗駒山 (2006.7.27) 天候 晴れ

天狗平で記念写真

昭和湖で

昭和湖で

頂上です

パワフルな女性だった

頂上から雪渓が見えた

頂上直ぐ下の岩場

頂上からの下り

昭和湖

天狗平付近

木道もある
         階段が多い山     
 コース  須川温泉登山口〜栗駒山往復
 須川温泉登山口(11:15)〜(13:05)頂上(13:30)〜(15:07)登山口
 
 霧駒山に行くのだが結構な高所に登山口があるので、我が軽四輪のMAXも登りでは、かなり頑張っている。
 やっと着いたのが須川温泉で、ここが登山口になる。駐車場は結構車が居て、今日は登山者が多いのかな・・・と少し憂鬱。
 それでも準備して出発する。最初は緩い登りだったが、直ぐに階段が出て来て、その後は大きな石のある道だ。押して歩いてすぐに山小屋らしきものが出て来て、そこに居た女性から「自転車で登るの?大した馬力だねと言われた。」
 道は相変わらず石の多い道だったがやがて、木道になる。周囲には高山植物があるので立ち入りは禁止になっている。
 最初の休憩場所は白濁している昭和湖だ。ここはガスが出ているのか立ち入禁止りだった。
 このあたりから下山者がぽつぽつ現れる。MTBで登っていると、頑張っているねと言う人と、挨拶しても全く返さないで無視する人に分かれる。
 MTBで登山する事に対して偏見のある人も多いのは事実だ。そんな人は如何にも山屋と言った雰囲気の人が多い。
 何度も下山者と会う中で、子供を背負った女性が居た。かなりきつそうに降りてきたので聞いたら、子供が眠くなって歩かないそうだ。  孫の瑞葵より大きな子なので15kgくらいは有るんだろうか、大変だなと思いつつも一緒に下山するわけにも行かないので、頑張って下さいと言って分かれた。
 このコースは本当に階段が多い。MTBをかなりの回数、担ぎで登った。それでも階段の登りで一気に上がった心拍も少し斜面が緩くなれば回復するようになった。大分登山に慣れて来たんだろう。
 一般の登山者は長袖、長ズボンをはいている。私はタンクトップに短パンだ。それでも汗が噴き出て、目の前にぽたりぽたりと連続して落ちている。
 天狗平の手前でニッカボッカを履いた、ベテラン風の登山者が降りて来て、この先はもう道が良くなるよと教えてくれた。ニッカボッカを履いた人は最近見かけない。昔は皆ニッカボッカだった。凄く感じの良い人で、人は様ざまかと思った。
 そして天狗平。さすがに高所になってきたので風が強い。下の沢には残雪が見える。今年はここも雪が多かったのだろうか?
 ここからは稜線を行くので急な勾配はなくなったが、相変わらず階段の道は続く。少し登ったら前に人が見えた。中年のカップルらしいが、女の人がかなり疲れているみたいで、時々休みながら進んでいる。
 普通に登ったのだが、追いついてしまった。女の人は近づいたのも気が付かなかったようで、休んだときにそばを抜けたら、「あ!自転車!」とびっくりしていた。
 頂上まではあっと言うまに着いた。曇っていたのだが景色は良く見える。
 沢が大きく落ち込んでいて、高い山だなと感じさせる。登山者は6人くらい居たが、MTBで乗って来た私を見てびっくりしていた。
 いつもの様に記念写真を撮って食事にする。
 腹が減っていたので、おにぎりが美味しい。
 風は相変わらず強いが、火照た身体には心地よい。おにぎりを2個食べて腹は満たされた。
 反対側のコースから家族が登山してきた。そのコースは下のほうは良さそうな道で、ダウンヒルが出来そうだった。
 下山する事にする。頂上の平らな場所から乗って下り、少しの所で岩があったので写真を撮るために降りた。そうした時、「待って下さい」と30歳くらいの若者が走ってきた。
 「すみません、私もMTBが大好きなんですが、MTB登山について色々教えて下さい」と言われた。
 そこで今までのMTB登山で得たノウハウを教えてあげた。凄く喜んで「必ずやります」と言っていた。この人は絶対やりそうだった。
 分かれて下山したが、少し行って下から人が来たのでMTBを降りて待つ。人が居るのに下ったらひんしゅくものだ。
 一見農家のお母さんのような感じの服装と長靴、それにザックも極普通ののものだ。ブランド物とは全く縁が無いといった感じの人だが、足がかなり速い。
 この辺りでは皆疲れてペースが落ちて居るのに、いい感じのスピードで登ってくる。
 通過するときにMTB?と言って立ち止まった。何でMTBで登るのから始まり、色々話した。「自転車が可愛いから何時もそばに置いて起きたいんでしょう」とずばり言われた。
 本当はそれもあるのだが、何故分るんだろう。以前どこかで自転車で登ってた人が言ってたよとおばさんは言う。
 山に登る人はそこに山があるからと言うが、自転車で登る人は自転車が可愛いから、何時もそばに置きたいと言うのも良いな。
 名前を付けようかな。「あけみ、純子・・・」何かスナックの源氏名みたいだな。ルイガノだからルイかルイ子でも良いか。あれ?先日ベンチャーズのチケットをくれた秋田六郷の女の子は「るい」だったな。
 立ち話を10分くらいしたが、話も快活で山も相当詳しい。MTBで登った真昼山も知っていた。私と同じ位の年に見えるが、かなり山に登っている感じだ。
 分かれて再び下る。天狗平までは乗ってこれたが、又階段が続く、ぽつらぽつらと人は登ってくる。その度にMTBで登ったのと聞かれる。
 どんどん下っていたら8人くらいの集団が来た。道の横で待っていたら、又皆に話掛けられたが、その内の後ろにいた男の人が、「何かのプロなんでしょう?」と言ったので「いやただの親父ですよ」と言ったら「いやプロに違いない、ここの階段も乗って降りて行くんでしょう」と言われ、とんでもないですよと言ったが、その人は聞く耳を持たない。
 前の人に、この階段を乗って下りるんだってと言う始末。前の人は驚いてたが、こんな所降りたら死んでしまうよ。
 ワールドカップのダウンヒラーなら降りるけど・・・。
 下の方はぐちゃぐちゃな道になってきた。急な階段も下りは押している自転車は跳ねるが、力はそれ程いらず厳しくは無い。
 上から人が来た。さっき話したおばさんだ。凄い早い足で、一気に追いつかれた。
 「マウンテンバイクだから早いと思ったのに・・・。」と言われてしまった。ようし!後ろをついていくぞとペースを上げた。
 同じ位の間隔で付いていったが、沢に降りて再び登る所があり、登山道は左に折れてそれから登って右に行く。
 おばさんはここで道を外れ、ショートカットで右に真っ直ぐ土手を登って行ってしまった。
 すっかり離されてしまった。階段が終わりそうになって、先の方に、下りの平坦な道があった。よしここはMTBに乗って行けるので、抜くぞと思っていたら、そのおばさんは、その緩い下りを走って行ってしまった。負けた!完全に読まれている。
 MTBに乗っても距離は少ししか縮まらず、又階段になった。離されながらも付いて行ったら、階段の途中で誰かと話している。
 話の内容から良く知っている人らしい。おばさんはカメラに付いている時間が気になるらしく。何時だと私に聞いたので教えた。その男の人にも聞いたが時間は2分くらい違っていた。おばさんと私は5分くらい違っていた。
 そしたらそのおばちゃんは「みんな時間が違うんだ」と言いながら、あんたの時間に合わせるよと言って時間を合わせた。
 その男の人は旦那さんだった。一緒に来て旦那は登れるところまで来て、下山してきた奥さんと一緒に下るそうだ。
 旦那さんが「MTBはいくつから始めたんですか?」と聞かれたので「50歳くらいです」と言ったら「やっぱりね」と言ったがその意味は分らなかった。
 再び下る。途中高山植物の花がある所で、おばちゃんが写真を撮ると言うので、私も撮る事にした。金光花と言う黄色い花が一面に咲いている。
 花が大好きで山に登っているそうだ。明日も別な山に登るそうだ。 あちこちの山を指してあれが何山と教えてくれた。真昼山も教えてくれた。やはり只者ではない。
 「ばばの足腰を鍛えるのに登ってんだよ」と言う。「男なら・・・・」とも言っていたが、MTBをやりたいという意味なんだろうか?。
 ここで分かれる事にする。おばさんはそのオレンジのパンツカッコいいねと言ってくれた。派手で良いよと・・・。
 分かれて少し行ったら、旦那が木道に疲れたとばかり座っていた。 旦那さんにもさよならと言って分かれる。後は登山口まで直ぐだ。 須川温泉の源泉のそばを通り到着。真っ直ぐトイレに行く。
 出てきたら駐車場で呼び止められ、MTBで行ってきたんですかと男2人と女1人の中年の人が話けてきた。しばらく話す。
 車に戻り、今日は天気も良いし、キャンプでもするかなと思ったが、ここは携帯電話は圏外だった。数日前、友人のオンタさんと一緒に来た道を走って、小安峡で電話がOKになったので、宿泊で世話になっている、コバさんにキャンプする旨のメールを入れる。
 目指すキャンプ場はかっぱりクラブのオンタさん畠おじさんに案内されて知っていた、じゅんさい沼キャンプ場だ。ここには仙人?が住んでいる。
 受付に行って申し込む。今日は他に一組がテントを張っているそうだ。
 私は受付の目の前の芝生が気に入っていたので、そこに張りたいと言ったらOKだった。 でも食材が無いので買出し先を聞いたら20kmはあると言う。往復40kmだ。少し遠いなと行ったら「秋田いこいの村」で食事が出来ると言ったので、ここのキャンプ場で貰った200円割引の入浴券を持って行ったが、レストランは昼間だけの営業だった。
 それでも温泉にのんびり入って気分よく戻る。
 キャンプ場の受付のかあさんに「食事は出来なかったよ」と言ったら「ごめんね」と言っていた。
 自販機で飲み物を買おうとしたが、ランプは点いているが、釦を押しても出てこない。かあさんも壊れているのかな・・・と、何度やっても出ないので、適当にあちこち押したらごろんと出てきた。
 自分の購入したいものとは全く違うものが・・。
 まあ仕方が無いか。かあさんもすみませんでしたと済まなさそう。
 夕食はレトルトカレーで済ませた。沼ではまだじゅんさいを採っていた。仙人の他に、今日はおばあちゃんも2人採っていた。
 仕事が終わったら仙人と逢って、仙人の仲間入りがしたいので家に行こうと思っていた。
 ところがその仙人がトラックに乗って、自販機に来た。すんなり自販機から飲み物を買った。私が何度やっても出なかったのに、やはり仙人だったのか。
 話しをしたら、下の町に家があるそうだ。この沼のそばに建っている掘立家は住みかでは無く仕事場だった。仙人神話が崩れ落ちた。
 夕方管理棟でパソコンをやっていたら男の人が来た。すでにテントを張っている人だった。
 大阪から北海道を回って帰る所だそうだ。昨年はホテル泊まりで凄い金が掛かってしまい、今年は人に教えられてテントにしたそうだ。
 テントは安くて良いとご機嫌。2人で一泊2万円掛かっていたのが、4000円くらいで済むと言った。
 だがキャンプ場の4000円が安いとは。函館のキャンプ場も3泊したそうだが、私には到底考えられない。出来れば無料、せいぜい500円だ。
 やはりこの人はお金もちなんだ。「何かやりながら回ってるんですか」と聞いたら、いやただ運転してるだけ。後は温泉に入るだけだそうだ。まあそれぞれの旅だから・・。、
 新聞を見ていたら、帰ったはずの管理人が、子供も乗せてやってきた。何か忘れ物でもしたのかなと思ったが、私の方に歩いてきてジンジャヱルを渡し、これ飲んでと言った。
 さっき最初にジンジャエルを飲もうとしてたのを見てたようだ。
 わざわざ下から買って持って来たのだ。かなり遠い距離なのに・・・。ありがとう!。ありがとう!
 静かに日が落ち回りは静粛になったと思ったが、池で鳴き声がする。蛙のようなのだが私は聞いた事が無い「げげげげ」と無く。最初はたくさん鳴いていたが、夜にはかなり静かになったが一匹だけはずっと鳴いていた。
 まるで夜中に皆が寝た頃にぶ〜ん、ぶ〜んと唸りまわる回る暴走バイクのようだ。
 でもいい雰囲気だ。すっかり気に入った。仙人の夢は消えたが・・・・。。今日は充実の一日だった。